4月に老人ホームへ入居することを考えているなら

Posted on 2019-12-22

4月は新年度の始まりです。区切りがよいので、老人ホームへの入居を検討する方は多いです。もしも4月に入居したいと希望しているならば、確実に叶えられるように準備しておきましょう。まずは、老人ホームの空き状況について調べる必要があります。

これから、老人ホームの入居に関する情報を紹介します。参考にして下さい。

老人ホームの特徴を把握しよう

老人ホームとは、一人で生活することが困難になった高齢者が利用する施設です。要介護の度合いによって、利用できる施設が異なります。介護サービスの内容も変わりますので注意しましょう。まずは自治体の窓口を訪問して、介護保険の申請を行います。

次に、ケアマネジャーや介護福祉士など、専門性の高い資格を持つスタッフが自宅を訪れて、高齢者の状態を確認します。ケアマネジャーは介護プランの計画を提供します。介護福祉士は生活相談なども担当しています。とても頼りになりますので老人ホームについて詳しく質問しましょう。

さらに、専門の医師による診断が必要になります。その後、介護認定審査会から要介護度の通知が届きます。老人ホームには、公的施設と民間施設の二種類があります。公的施設には特別養護老人ホームと介護老人保健施設、介護医療院などがあり、要介護度によって入居できる施設が決まります。

民間施設には介護付き有料老人ホームと住宅型有料老人ホームのほかに、グループホームも用意されています。ほかに、自立している高齢者を対象としているケアハウスやサービス付き高齢者向け住宅もありますが、公的施設と民間施設では料金が異なりますから気をつけましょう。

民間施設の老人ホームは高額の傾向です。また、老人ホームは各施設によって特徴が違います。要介護度が判明したら、該当する老人ホームをいくつかリストアップして申し込みましょう。老人ホームの雰囲気が分かりますので安心です。

さらに、介護福祉士などのスタッフから説明を受けられます。入居に必要な料金や準備物なども教えてもらえます。各施設では、季節ごとにクリスマス会などのレクリエーションが行われています。入居してからの楽しみになります。

どのようなレクリエーションがあるのかチェックしてみましょう。

4月は新年度の始まりです。新たに制度がスタートする時期ですから注意が必要です。4月から介護保険の適用方法や料金が変わる可能性があります。4月に入居したいと希望している場合には、早めに老人ホームに関する情報収集をして準備を始めましょう。

各老人ホームでも公的制度の変更により、入居の条件や規約が変わることがあります。変更事項に伴って、4月入居者を募集するケースは多いです。尚、入居待ちの人数を確かめることはとても大切です。中には、一年以上の待機が必要な老人ホームもあります。

空き状況を確認しながら老人ホームを探しましょう。

老人ホームへの入居は要介護度によって決まります。最適と思われる老人ホームが見つかった場合には、入居するまで何を準備すればいいのかリストアップしましょう。まずは入居時と月々の経費を計算することが重要です。

公的施設に比べたら、民間施設は入居時の一時金が高額です。しかも、各老人ホームによって、設定している一時金の額に差があります。訪問診療を受けた時は、かかった費用が徴収されます。持病があるなら医療費の計算も必要です。

月々の経費とともに、トータルでかかる料金を把握しておきましょう。尚、自力で計算することが困難な方は、ケアマネジャーに相談する方法がおすすめです。予算に応じて、適切な計画を立ててもらえるので安心です。老人ホームの規模によって、持参できる準備物が異なります。

大部屋と個室では、プライベート空間の広さが変わるからです。ベッド周りのチェストやクローゼットなど、個人のアイテムを収納できるスペースを確認しましょう。また、持ち込みが不可能なリストを用意している老人ホームもあります。

規約を守るために必ずリストには目を通しましょう。さらに、身の回りの備品や衣服に名前の記入を指定している老人ホームは多いです。備品や衣服の紛失を予防できるからです。ネームペンで名前を記入したり、タグを縫い付けたりすれば安心です。

老人ホームに入居したばかりの頃は、環境が変わったために心細い思いをすることがあります。それが原因で、高齢者が体調不良を発症するケースが見られます。もしも健康状態が悪化した場合は、老人ホームのスタッフに相談しましょう。

ただちに対応してもらえます。また、食欲が衰えたり、寝つきが悪くなったりした時にも、早めにスタッフに対応を求めましょう。食事メニューの改善や医薬品の処方などの対処を受けられます。尚、家族や知人の面会時間が定められている老人ホームもあります。

事前に時間を把握して、面会時間を守ることが大切です。インフルエンザなどが流行する時期には、高齢者に感染しないように配慮しています。各老人ホームでは、面会者に対する手洗いやうがい、マスクの着用を呼びかけられます。

老人ホームでは一年を通してレクリエーションの予定を立てています。4月にお花見のレクリエーションを行う老人ホームはたくさんあります。4月に入居すると、利用者やスタッフとお花見を楽しめます。施設内で親しい人を作るチャンスにつながります。

施設の中で友達ができると、老人ホームでの暮らしに張り合いを持てるようになります。老人ホームで開かれるレクリエーションには、積極的に参加してみましょう。また、4月は暖かい日が続きますので、敷地内の庭やテラスに出ることができます。

外の空気に触れながら、友達と楽しくおしゃべりをする機会が大幅に増えます。

老人ホームは種類が多いので、各施設の特徴をつかむことが重要です。各施設によって料金やサービスが異なります。

まずは、要介護度を知る必要がありますから専門家に相談しましょう。4月は新年度がスタートするために、公的制度の変更に伴って各施設の規約が変わるケースが多いです。

新たに入居者を募集する施設もありますから確かめましょう。